ビジネスホテルにパジャマはもっていく？あるサイズや種類について解説
ビジネスホテルに、備え付けのパジャマはあるのでしょうか。旅行や出張を控えている方は、パジャマを持っていくのがよいか、パジャマで外出は可能かどうかなど、気になる点が多いはず。今回は、ビジネスホテルにパジャマはあるかどうか、一般的な傾向をご紹介。ホテル内でのパジャマの着用マナーも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ビジネスホテルにパジャマはある？
ビジネスホテルでは、基本的にパジャマが置かれています。ただ、ホテルによってはパジャマが用意されていない場合もあるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
また、ビジネスホテルによって置いてあるパジャマの種類が違う点にも注意が必要です。「どんなタイプのパジャマでもよい」という方であれば、ビジネスホテルのパジャマを着用することで旅行時の荷物を減らせます。
しかし、人によっては置かれているパジャマが自分に合わず、着心地が悪いと感じてしまう可能性も。自分に合ったパジャマを着たい人は、着慣れたパジャマを持参する方が快適に宿泊できるでしょう。
ビジネスホテルのパジャマのサイズは？
ビジネスホテルに置かれているパジャマのサイズは、基本的に男女兼用のものが多いです。標準的な体形の方であれば不便なく着られますが、大きすぎる・小さすぎるなど不満を感じることもあるでしょう。
ビジネスホテルによっては、さまざまな体型の宿泊客が快適に過ごせるよう、複数のサイズのパジャマを用意している場合もあります。備え付けのパジャマで過ごす予定の方は、事前に確認してみるのもおすすめです。
ビジネスホテルにあるパジャマの種類
ビジネスホテルによくあるパジャマは、上記の4種類です。それぞれの特徴についてご紹介します。
ワンピースタイプ
上下が一体化しているワンピースのようなデザインのパジャマです。着脱が簡単で、どのような体型の方にもフィットしやすいのが特徴。胸元にボタンがついていて、留められるタイプもあるでしょう。
シンプルなデザインが多く袖を通すだけで着られる反面、寝ている間に裾がめくれてお腹や足が出てしまう可能性があります。冷えが気になる方はとくに注意しましょう。
ガウンタイプ
ガウンタイプのパジャマは、前開きでワンピースタイプよりもさらに着脱が簡単なデザインです。シャワー・入浴後にすぐに羽織ることができる点が魅力。
ただし、紐で留めるだけなので、着方によってははだけて下着が見えやすいデメリットがあります。
セパレートタイプ
上下分かれているセパレートタイプは、自宅で着るパジャマとしてもとくに一般的なタイプです。上下をしっかりフィットしてくれるため、足やお腹がはだけるのが苦手な方、冬場などで冷えが気になる方なども快適に着用できます。
ビジネスホテルによっては、さまざまな体型に対応できるよう多めにサイズ展開していることも多いため、サイズ感が気になる場合はフロントに確認してみましょう。
浴衣タイプ
旅館などでよく見かける浴衣タイプのパジャマは、ビジネスホテルでも備え付けている場合があります。ガウンタイプと形は似ているものの、浴衣タイプは別で帯があるのが特徴といえるでしょう。
日本的で所作がきれいに見え、さらりと着られる点がメリットです。ただし、ワンピースやガウンタイプと同じく前がはだけやすいため、冷えが気になる場合には下履きを着用するなど工夫をしましょう。
ビジネスホテルにパジャマを持っていくメリット3選
ビジネスホテルに宿泊する際は、パジャマを持っていくのもおすすめです。自分のパジャマを持参するメリットを3つ紹介します。
着慣れたパジャマで落ち着いて眠れる
旅行や出張での宿泊先では、環境の変化によって睡眠の質が低下することがあります。中には宿泊先では体調を崩しやすい、という人もいるでしょう。
自宅で普段から使っているパジャマを持参することで、少しでも普段と近い状況を作り出せます。安心感があり、快適に過ごせる可能性があるでしょう。着慣れたパジャマは肌触りやフィット感が体に馴染んでいて、自然な眠りをサポートしてくれます。
ビジネスホテルのパジャマが体に合わない場合に困らない
ビジネスホテルで提供されるパジャマのサイズや素材が合わないこともあるでしょう。予約の際にパジャマの種類やサイズを確認していても、実際に袖を通してみるまで素材や着心地などは感じ取れません。
とくに、体型や肌の敏感さなどを理由にパジャマのフィット感や素材が気になる方は、いつもと違うパジャマだと落ち着かない可能性も。自分のパジャマを持参すると、このような不便を避けられます。
お気に入りのパジャマを着ることで旅行先での気分をあげられる
非日常的な体験を楽しむことを目的とした旅行であっても、同時に自分らしさを保つことは大切です。いつも着用しているお気に入りのパジャマを持参することで、旅行先でもよりリラックスした時間を過ごせるでしょう。
ビジネスホテルで過ごす時間はいつものパジャマに身を包んでリラックスすることで、旅の楽しさをワンランクアップできるかもしれません。
ビジネスホテルにパジャマを持っていくデメリット2選
ビジネスホテルにパジャマを持っていくことでのデメリットを2つ、紹介します。
旅行先の荷物が増えてしまう
パジャマを持参すると、旅行の荷物が増えてしまうのは避けられません。とくに長期の旅行や出張の場合には、極力荷物の量を少なくしたいと考える人が多いでしょう。
持っていくものの優先順位を考えて、「普段と違うパジャマでも大丈夫」という方は、ビジネスホテルにあるパジャマを着用することがおすすめです。
旅先での非日常感が味わえない
旅行の楽しみの一つとして、いつもと違う環境での非日常感を味わうことにあります。普段使っているパジャマを持参すると、せっかくの非日常感が薄れ、日常の延長線上に感じてしまうこともあるでしょう。
いつもと同じ肌触りの安心感をとるか、思い切って非日常を楽しむかは人それぞれ。非日常を存分に味わいたい場合は、宿泊先のパジャマを着用することがおすすめです。
【気になる】ビジネスホテルのパジャマの着用マナー
宿泊するビジネスホテルにパジャマが備え付けられている場合、パジャマで朝食に行ってよいか、外出してよいかなど、気になる点は多いでしょう。ビジネスホテルにおける、一般的なパジャマの着用マナーについて紹介します。
ビジネスホテルでパジャマを着て朝食に行ってもいい？
ビジネスホテルにおいて、パジャマで朝食会場に向かうのは基本的に避けましょう。多くのビジネスホテルでは、朝食会場での服装に細かい制限はありません。しかし、ビジネスホテルは「宿泊」が中心的な役割であるため、部屋着での外出を禁止している場合が多いです。よって、朝食会場に着ていくのは控えましょう。
すべてのビジネスホテルが禁止しているわけではないため、パジャマで朝食会場に行きたい場合には、フロントに確認するのがおすすめです。
ビジネスホテルでパジャマを着て出歩いてもいい？
ビジネスホテルに滞在中、パジャマを着たまま館内を歩いてもよいかどうかは、多くの人が気にするポイントです。パジャマの種類によっては、出歩いてもよいと感じてしまいがちですが、一般的にビジネスホテルではパジャマ姿で館内を歩くことは推奨されていません。
ただし、ホテルによってはパジャマでの移動が許可されている場合もあります。事前に宿泊するホテルのルールを確認し、適切な服装で快適な滞在を心がけましょう。
ビジネスホテルのパジャマは持ち帰ってもいい？
ビジネスホテルには、持ち帰っていい備品と持ち帰りがNGの備品があります。パジャマやドライヤーなどは持ち帰りNGの備品に含まれるため、持ち帰らないよう注意しましょう。また、持ち帰りNGの備品を持ち帰ってしまうと、盗難トラブルに発展する可能性があります。
持ち帰っていいか迷ったらホテルに確認するか、持ち帰らないのが無難です。もし使用して気に入ったものがある場合には、購入できるかホテルに確認するとよいでしょう.
| 持ち帰りOKなもの | 持ち帰りNGなもの |
| ・歯ブラシ ・ブラシ、コーム ・シャワーキャップ ・小さいボトルに入ったシャンプー類 |
・ドライヤー ・タオル ・寝具 ・バスローブ |
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事前にパジャマについて調べて、ビジネスホテルを快適に利用しよう
多くのビジネスホテルでパジャマが置かれています。パジャマのタイプはホテルによって異なるため、予約の際に確認しておき、必要であれば着慣れたパジャマを持参するのがよいでしょう。備え付けのパジャマを着用する場合でも、ホテル内を出歩く際には私服に着替えるなど、マナーある行動が大切です。パジャマについて事前に調べておき、ビジネスホテルで快適に宿泊しましょう。
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この記事の監修
アパホテル株式会社
◯事業内容
アパホテルネットワークとして全国に700ホテル以上(建築・設計中、海外、FC、アパ直参画ホテルを含む)を展開している。
また、2,000万人を突破したアパホテル会員を背景に、全国のネットワークを強固するとともに、くつろぎと洗練さをあわせ持つ「新都市型ホテル」や地方ホテル再生、フランチャイズ等で積極的に事業を拡大しています。
