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出張時のメール 出張のときに使えるビジネスメールの書き方をご紹介!

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【例文付き】出張のときに使えるビジネスメールの書き方をご紹介!

ビジネスシーンではメールのやり取りが日常的に行われるため、出張時も適切なメールの書き方を心得ておくことが重要です。しかし、きちんとマナーを理解できているか不安に感じる方もいるのではないでしょうか。今回は出張のときに使えるビジネスメールの書き方を例文とともに紹介しますので、ぜひお役立てください。

出張に関わるメールのマナー

出張に関わるメールを送る際には、どのようなマナーに気をつければよいのでしょうか。ここでは出張前・出張中・出張後の3つのシーンにわけて、メールを送る際のマナーを詳しく解説します。

出張前:事前にアポイントを取る

打ち合わせや面会、営業、出張で近くまで行く場合などで相手を訪問するときは、事前にアポイントを取るのがマナーです。突然の訪問は、相手のスケジュールを乱してしまったり不在だったりする可能性もあるため、時間を無駄にするリスクがあります。
訪問する候補日を提案するときは、相手のスケジュールも考慮し、複数の日程を挙げて選んでもらうとよいでしょう。

出張中:受信したメールは不在通知を自動返信する

出張中にメールを受信したら、基本的には1営業日以内に返信をするのが望ましいでしょう。しかし、出張中は早く返信することが難しい状況も考えられます。
その場合は、メールソフトの自動返信機能を活用しましょう。メールを受信すると同時にあらかじめ決めておいた文面を自動的に返信できます。不在を知らせることで、相手との連絡の行き違いを防げるのでおすすめです。

出張後:帰社した当日にお礼メールを送る

出張先へのお礼メールは、帰社した当日に送るのがマナーとされています。無事に帰社できたことの報告も兼ねているため、何日も経ってから送ると失礼にあたります。
しかし、帰社後はバタバタと仕事に追われ、どうしても当日に送れない場合も。遅くても翌日には送るように心がけましょう。翌日に連絡する場合は、「ご連絡が遅れて失礼いたしました」など一言付け加えると印象がよくなります。

基本的なビジネスメールの書き方

ここではメールの基本的な書き方をご紹介。出張に関わるメールのマナーや注意点も押さえながら、6つのポイントに沿って詳しく解説します。

1.件名は用件を入れて明確にする

ビジネスメールは1日に何通も受信することが多いため、どんな内容が書かれているのか件名だけで一目でわかるようにすることが望ましいです。「いつの」「どの案件で」「どうしたいのか」を意識するとよいでしょう。
具体的に書くことで用件が伝わりやすく、相手が優先してメールを開封してくれる可能性が高まります。

【件名の例文】
  • 【重要】大阪出張の日程調整について(アパホテル)
  • 【アパホテル】5月1日出張の打ち合わせのご相談

重要な部分は、例文のように【】や()などを使って目立たせましょう。初めて送るメールの場合は、誰宛なのかわかるように会社名を入れておくと、わかりやすく親切です。

2.本文にはまず宛名を書く

本文に入る前に、誰に宛てたメールなのかわかるよう必ず宛名を入れましょう。社外宛の場合は会社名、部署名、名前、敬称の順に書くのが基本です。役職名がある場合は、部署名の後ろに書くとよいでしょう。
社内宛の場合は、姓に「さん」などの敬称や「〇〇課長」等の役職を付けるのが一般的。会社名や部署名は省いてOKです。

【宛名の例】
社外の場合 株式会社〇〇
企画部 〇〇様
社内の場合 〇〇さん、〇〇課長

宛名が長くなる場合は、部署名などで改行を入れると、すっきり見えて読みやすくなります。返信の必要性はなくてもメールの内容に目を通してほしい人に対して「Cc」を使う場合は、括弧()を使って宛名の下に入れましょう。

3.挨拶文と自分の名前を書く

相手と面識がある場合は、始めの挨拶文は「いつもお世話になっております」などの一般的な定型文でOKです。また、季節によって挨拶文を変えるのも好印象を与えられるのでおすすめ。挨拶文の後に、自分の会社名と名前を記載しましょう。社内の人に送る場合は、「お疲れ様です」などと入れてから名乗るのが一般的な流れです。

【挨拶文と名前の書き方の例】
【面識がある人へメールする場合】

いつもお世話になっております。
株式会社○○の○○です。

【面識がなく初めてメールをする相手の場合】

初めてメールを送らせていただきます。
株式会社○○の○○と申します。

初めてメールをする相手の場合は、初めてやり取りすることがわかる挨拶文にするとよいでしょう。上記の例文のほかに、「突然のご連絡で失礼いたします」などの文を使うのもおすすめです。

4.用件を簡潔にわかりやすく書く

挨拶文を書いたら、早速本題に入りましょう。用件は端的に必要な内容だけを入れ、20~30文字程度で改行して見やすい体裁にします。誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どのように、をあらわす「5W1H」を意識すると情報が正確に伝わり、相手との認識の食い違いが減るでしょう。相手にストレスを与えないように心がけることが大切です。

【用件の例文】

〇〇会議の詳細をまとめましたので、ご確認をお願いいたします。

日時:5月1日 13:00~14:00
場所:A会議室
議題:〇〇

上記のように箇条書きにすることで、すっきりと読みやすくなるのでおすすめです。一目でどんな内容かわかりやすく正確に情報を伝えられ、後でスケジュールを確認する場合にも役立ちます。

5.挨拶文で締める

挨拶で始まり挨拶で終わるのがビジネスマナーの基本。用件を書き終えたら、最後は挨拶文で締めましょう。一般的には、「何卒よろしくお願いいたします」などの文がよく使用されます。相手への配慮や気遣いなども伝わり、やわらかい印象を与えられるでしょう。さまざまな表現を使いわけ、単調さを避けることも大切です。

【締めの挨拶文の例】
  • 何卒よろしくお願いいたします。
  • ご確認の程、よろしくお願いいたします。

「よろしく」と「いたします」は、ひらがなで書きます。漢字で「致します」は動詞の作法を指し、「いたします」は補助動詞「する」の謙譲語・丁寧語の用法なので、間違えないように気をつけましょう。

6.署名を入れる

自分の名前や所属、電話番号やメールアドレスなどの連絡先情報を記した署名を最後に入れます。
署名は名刺の変わりになるので、会社名や部署名、住所などが変わったときは都度変更し、最新の情報にすることを忘れないように。そのほか、自社HPや短いPR文、イベントのお知らせがあれば追記し、自社製品やサービスをアピールする手段として活用できます。

【署名の例】

************************
株式会社〇〇
営業部 〇〇
〒〇〇 東京都〇〇区〇〇町〇-〇-〇
電話番号:〇〇
メールアドレス:〇〇
URL:〇〇
************************

一般的には、会社名、部署名、名前、部署の電話番号(携帯番号)、住所、メールアドレス、会社HPなどを入れることが多いです。過度に装飾は付けずシンプルにまとめましょう。適度に改行して見やすくするのもポイントです。

出張に関わる
ビジネスメールの例文

出張に関わるビジネスメールの例文をシーン別に紹介しますので、ぜひお役立てください。

先方にアポイントを取る場合

訪問を受ける相手の立場を考えた文面にし、「会うことでメリットが生まれる」と期待感を持ってもらえるようなメールを送ることがポイントです。訪問する経緯や用件、所要時間、訪問人数、訪問日時の候補日などの情報をわかりやすく書きます。
初めて送る場合とすでに取引のある相手では内容が変わるため、下記の例文を参考にしてください。

【例文① 初めてメールを送る場合】

件名:【面談のお願い】弊社サービスのご紹介について(株式会社〇〇 〇〇)

株式会社〇〇 〇〇様

初めてメールを送らせていただきます。
株式会社○○の〇〇と申します。

貴社のHPを拝見し、ぜひとも弊社のサービスをご紹介させていただきたいと思い、ご連絡いたしました。
よろしければ、下記日程のいずれかで貴社にお伺いしたいのですが、ご都合はいかがでしょうか。

【候補日時】
① 〇月〇日(月)
② 〇月〇日(火)
③ 〇月〇日(水)

訪問の際は、企画部の〇〇も同行いたします。
お時間は30分~1時間ほどいただけると幸いです。
日程の調整は可能ですので、お申しつけください。

お忙しい中大変恐れ入りますが、◯月◯日までにご返信をいただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

************************
株式会社〇〇
営業部 〇〇
〒〇〇 東京都〇〇区〇〇町〇-〇-〇
電話番号:〇〇
メールアドレス:〇〇
URL:〇〇
************************

【例文② 既存の取引先の場合】

件名:【面談のお願い】弊社サービスのご紹介について(株式会社〇〇 〇〇)

株式会社〇〇 〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社○○の○○です。
〇〇様からお伺いした件について、弊社サービスをご活用いただけるのではと思い、ご連絡いたしました。

よろしければ貴社にお伺いし、ご説明をさせていただきたいと考えております。
〇〇様のご都合はいかがでしょうか。

【候補日時】
① 〇月〇日(月)
② 〇月〇日(火)
③ 〇月〇日(水)

訪問の際は開発部の〇〇も同行いたします。
ご案内は1時間を予定しております。
日程の調整は可能ですので、お申しつけください。

お忙しい中大変恐れ入りますが、◯月◯日までにご返信をいただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

************************
株式会社〇〇
営業部 〇〇
〒〇〇 東京都〇〇区〇〇町〇-〇-〇
電話番号:〇〇
メールアドレス:〇〇
URL:〇〇
************************

出張を申請する場合

自ら出張を申請する場合、社内宛てにメールを送ります。出張の申請の仕方や書き方は、会社によって規定が異なり、会社独自の申請書を使う場合があるので、事前に確認しましょう。
基本的には、「出張申請書」など一目で内容がわかるタイトルにし、提出日、出張先と目的、行動予定、申請者の部署や名前などを書きます。

件名:【出張申請】株式会社〇〇への出張について

お疲れさまです。
営業部の〇〇です。

下記のとおり出張を計画しておりますので、申請いたします。
ご確認のほどよろしくお願いします。

出張期間:〇月〇日~〇月〇日
出張先:〇〇株式会社
出張目的:〇〇のプレゼンテーション
同行者:〇〇部の〇〇

行動予定:〇月〇日〇時 〇〇株式会社にて〇〇のプレゼンテーション
移動手段:新幹線〇〇駅〜〇〇駅(〇〇円)
宿泊:なし

不在通知メールの場合

出張中などメールが確認できない状況時には、不在を知らせる内容を自動返信する機能を事前に設定しましょう。メールを送ってきた相手に知らせることで連絡の行き違いを防ぎ、安心感を与えられます。
具体的に不在期間といつから出勤するのか、急ぎの場合の緊急連絡先も明記しておくと親切でしょう。

件名:【不在のご連絡】〇月◯日〜◯月◯日まで

このメールは自動返信で送信されています。

ご連絡ありがとうございます。
大変恐縮ではございますが、出張のため〇月〇日~〇日まで不在にしております。
〇日から通常業務を開始いたします。

お急ぎのご用件がある方は、大変お手数ですが、000-000-000(緊急連絡先)までご連絡いただけますと幸いです。

************************
株式会社〇〇
営業部 〇〇
〒〇〇 東京都〇〇区〇〇町〇-〇-〇
電話番号:〇〇
メールアドレス:〇〇
URL:〇〇
************************

お礼メール(社外)の場合

出張でお世話になったことやエピソードなどを織り交ぜて感謝を伝えましょう。誰にでも送れるような定型文や他のメールのコピーは避け、相手のために心を込めて書いたことが伝わるように。
最後は、今後の取引につながるような「引き続きよろしくお願いいたします」などの文で締め、今後もよい関係を続けたいという思いを伝えましょう。

件名:【訪問のお礼】株式会社〇〇 営業部 〇〇

株式会社〇〇 〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社〇〇 営業部の〇〇です。

本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。

〇〇の件で、前向きな回答をいただけたことを感謝しております。
貴社のお役に立てるよう、より一層の努力に励む所存です。
今後ともよろしくお願いいたします。

************************
株式会社〇〇
営業部 〇〇
〒〇〇 東京都〇〇区〇〇町〇-〇-〇
電話番号:〇〇
メールアドレス:〇〇
URL:〇〇
************************

お礼メール(同行者や上司)の場合

下請け会社など社外の人や上司に同行してもらった場合もお礼を伝え、感謝の気持ちを表すことが大切です。誠実さが伝わってビジネスチャンスが広がる可能性もあります。
また、不在中に業務を代わってくれた職場の仲間にも感謝を示すために、お土産を活用するのもおすすめです。しっかりお礼を伝えて良好な関係を築きましょう。

【例文① 同行した社外の人に送る場合】

件名:【同行のお礼】株式会社〇〇 営業部 〇〇

株式会社〇〇 〇〇様

いつもお世話になっております。
株式会社〇〇 営業部の〇〇です。

この度の出張では大変お世話になりました。
お忙しい中、取引先にご同行いただき誠にありがとうございます。
〇〇様のご支援のおかげで、無事任務を果たすことができました。
心より感謝申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。

************************
株式会社〇〇
営業部 〇〇
〒〇〇 東京都〇〇区〇〇町〇-〇-〇
電話番号:〇〇
メールアドレス:〇〇
URL:〇〇
************************

【例文② 同行した上司へ送る場合】

件名:【同行のお礼】営業部 〇〇

お疲れ様です。
本日は○○株式会社の商談にご同行いただきありがとうございました。
〇〇課長のお力添えにより、大変実りのある商談となりました。
的確なフォローとサポートをいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
今後もご指導のほどよろしくお願いします。

出張においてのメールの注意点

出張においてメールを送る際に注意すべき点は、どんなことがあるのでしょうか。3つのシーン別に詳しく解説します。

出張前:必要なメールの文面や添付ファイルはあらかじめ印刷しておく

出張先によってはプリンターがない場合もあるため、必要なメールの文面や添付ファイルはあらかじめ印刷して持参しましょう。ただしその場合、取り扱いには十分注意してください。

個人情報が載っているものや機密情報が含まれているファイルを持ち歩いたり、そのまま放置したりする行為はNGです。紛失しないようにしっかりと管理しましょう。

出張中:不在通知は悪用されないように最小限の情報 を記載

不在通知は、メール送信者全員に自動返信する機能でとても便利ですが、中には知らない人やフィッシング詐欺からのメールに返信してしまうことも。そのため、不在通知に記載されている情報を悪用される可能性も出てきます。

対策として、記載する内容は最小限の情報に留めておきましょう。グループごとに返信内容をわけられる場合は、内部用と外部用で文面を変えておくと安心です。

出張後:お礼のメールに「取り急ぎ」の使用は避ける

出張後は時間に余裕がない中、お礼のメールを送信することもあるでしょう。しかしその場合であっても、「取り急ぎ」という言葉は使わないよう注意が必要です。

「とりあえず急いで」という意味の言葉が入ることで、失礼だと感じる方もいます。「まずはメールにてお礼申し上げます」など、感謝の気持ちを伝えるように心がけましょう。

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出張時も心を込めたメールでビジネスチャンスを

今回は、出張のときに使えるビジネスメールの書き方を例文とともに紹介しました。出張時は普段と環境が異なり、慌ただしいもの。忙しいときでも適切かつ丁寧なメール対応を心がけることで、取引先によい印象を与えられます。

例文を参考にメールを送る回数を重ねれば、徐々にマナーも身につくはずです。そこから自分の状況に合わせて文章をカスタマイズさせましょう。

アパホテルは、出張などビジネスで利用されるお客さまにとって快適な環境を整えていますので、ぜひご利用ください。

この記事の監修

アパホテル株式会社


◯事業内容
アパホテルネットワークとして全国に700ホテル以上(建築・設計中、海外、FC、アパ直参画ホテルを含む)を展開している。
また、2,000万人を突破したアパホテル会員を背景に、全国のネットワークを強固するとともに、くつろぎと洗練さをあわせ持つ「新都市型ホテル」や地方ホテル再生、フランチャイズ等で積極的に事業を拡大しています。

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