出張でも節約したい！
食事代や交通費、宿泊費を節約する方法
出張中はさまざまな費用がかさむもの。できるだけ節約したい！と考える方も多いのではないでしょうか。賢い節約方法を実践すれば、出張先でかかる費用を抑えられます。今回は出張時の食事代、交通費、宿泊費を無理なく節約する方法を詳しく解説。出張が多い方におすすめのホテル・サービスもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
出張でも節約はできる？
出張は限られた経費の中でやりくりが必要なため、管理の難しさを痛感している方も多いはず。出張時は自分で支払う場面が意外と多いですが、食費や雑費などを少し工夫するだけで出費を抑えられます。出張期間が長くなればなるほど、大きな節約効果を得られるでしょう。
ただし、節約することばかりに集中しすぎないよう注意が必要です。会社のルールを守りながら、節約できるところは抑えつつ、出張に挑みましょう。
出張手当の相場
国内や海外に出張した際に支給される出張手当の相場は、どのくらいなのでしょうか。ここでは一般的な出張手当の相場を解説します。
出張日当
| 出張先 | 日帰り | 泊まり |
| 国内 | 約2,000円 | 約2,200～5,000円 |
| 海外 | - | 約4,500円～7,000円 |
出張手当の詳しい金額や含まれる費用は会社によって異なります。一般的には、食事代や諸雑費などの必要な費用が含まれており、会社から出張先までの距離を考慮して出張手当を支給しているところが多いでしょう。
上記のように、国内出張より出張者に負担がかかる海外出張の方が金額は高めです。日帰りよりも泊まりの方が数百円高く設定されている会社がほとんどでしょう。
また、通常は役職のつかない一般職の方が出張日当は低く、役職がつくと出張日当が高くなる傾向にあります。
交通費
出張の交通費は、実費精算で支給されるのが一般的です。ただし、合理的な交通手段であると認められた場合のみ支給されます。たとえば、電車で移動できる場所なのにタクシーを使用した、などの場合は経費として認められないので注意しましょう。
新幹線や飛行機など高額な出費を伴う移動の場合は、事前に会社に申請して支給してもらい後日精算するか、会社側がチケットを準備してくれる場合があります。
宿泊費
宿泊費は経費として認められますが、会社によって上限が異なります。上限を超えてしまった場合は、当然経費として認められず自己負担となるので注意しましょう。
役職によって支給される金額が変わり、一般社員で8,000～10,000円程度、役員クラスで12,000～15,000円程度が相場です。一律の金額を支給する場合もあれば、実費による清算を行う場合もあります。
出張で節約する方法
出張で節約する方法は、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。ここでは4つのポイントに沿って詳しく解説します。
【食事代の節約】食べ物を持参・宿泊先で自炊する
家から好きな食べ物を持参すれば、1食分節約できます。季節にもよりますが、傷みやすいものはなるべく避け、新幹線での移動中などできるだけ早く食べると安心です。
長期出張の場合は、割高なコンビニではなくスーパーなどでお弁当を購入する、宿泊先の設備を使って自炊するなど工夫をすれば食事代はかなり抑えられるでしょう。
また、出張日数が多いほど出費がかさむ飲み物は、マイボトルを持参しホテルでお茶などを入れれば、節約につながります。
【食事代の節約】宿泊先の食事付きプランを利用する
ホテルなど宿泊先を予約する際に、朝食・夕食付きのプランにすれば2食分節約ができます。食事付きプランは多くのホテルで提供されており、節約しながらご当地グルメが楽しめるのも嬉しいポイント。宿泊先で食事を取ると、時間の節約にもつながって一石二鳥です。
ただし、食事付きプランにする場合は、宿泊のみのプランより金額が高くなるため、会社に事前の確認が必要です。
【交通費の節約】割引や早割を使って公共交通機関を利用する
格安航空会社を利用する、早めに予約することで割引される早割を利用する、期間限定や平日割引等を利用するなど、お得な利用方法は多数あります。宿泊先とセットになったお得なプランを取り扱う旅行会社もあるので、出張が決まったらこまめに情報を確認するとよいでしょう。
また、飛行機などを利用する場合は、手荷物の量を減らして預け入れ料金を抑えるのもひとつの方法です。
【宿泊費の節約】割引やキャンペーンがある宿泊先を利用する
ホテルなどでは、お得な割引やキャンペーンを行っている場合があるので、こまめにチェックし上手に活用しましょう。特定のホテルをよく利用する場合は、お得な特典を受けるためにそのホテルの会員になることをおすすめします。
ポイントが貯まるホテル予約サイトを通じて予約を行えば、高額な宿泊代がポイントとして還元され、大量のポイントが貯まってお得です。また、出張に行く前には宿泊先の備品を確認しておきましょう。備品やアメニティが充実していれば、現地で備品を調達する費用を節約できます。
長期出張ならホテルとマンスリーマンションどちらが節約になる？
長期出張の場合、ホテルだけでなくマンスリーマンションを利用することも視野に入れましょう。ここでは、ホテルとマンスリーマンションそれぞれについて解説します。
| 宿泊施設の種類 | 1日平均 | 1カ月平均 |
| ホテル・ビジネスホテル | 約6,000円～ | 約180,000円～ |
| マンスリーマンション | 約4,000円～ | 約100,000円～ |
※金額は宿泊場所や施設により異なります
マンスリーマンションは生活に最低限必要な家具家電は一通りそろっており、出張先で自炊すれば食費を節約できます。しかし、一般的な賃貸よりも高めの家賃設定のため注意が必要です。
一方ビジネスホテルは、駅前や繁華街にあることが多く利用しやすい点が特徴。1～2週間の短中期の出張ならホテルがおすすめです。ホテルの方が料金は比較的高めですが、その分サービスやアメニティは充実しており、食事付きのプランも選べる点が魅力といえます。
出張費用の節約にはアパホテル法人プラン「アパ直Biz」
アパホテルでは、2022年8月より法人向けのプラン「アパ直Biz」をご提供しています。出張が多い企業様、法人会員様もよりお得に宿泊ができるため、出張時の宿泊費を節約したい企業様におすすめのサービスです。
【アパ直Bizの主な魅力】
- 入会金・年会費無料
- 選べる契約プラン
- 全国250カ所以上のホテルで使える
- 現地払いorクレジットカード決済の選択が可能
- お得なマンスリープラン
- お得な団体グループ予約
アパ直Bizには団体グループ予約をはじめ、長期出張時に宿泊費を抑えられるお得なマンスリープランをご用意しております。無料のWi-Fi接続、有線LAN接続などビジネス環境が整っているのはもちろんのこと、天然温泉大浴場や露天風呂など仕事の疲れを癒す施設も充実しています(※)。ぜひ出張時の宿泊には便利なアパホテルの利用をご検討ください。
※ホテルにより導入している設備・サービスは異なります
節約方法を実践してお得に出張に臨みましょう
今回は出張時の食事代、交通費、宿泊費を節約する方法を詳しく解説しました。1回の出張で節約できる額は少なくても、出張回数が増えるほど大きな節約効果を得られ、会社側も出張者にとってもメリットがあります。会社のルール内で節約することを心がけ、出張に臨みましょう。
出張時に必要な食事代や宿泊費を節約するなら、お得なサービスが満載のアパホテルがおすすめ。出張を控えている方は、ぜひご利用ください。
この記事の監修
アパホテル株式会社
◯事業内容
アパホテルネットワークとして全国に700ホテル以上(建築・設計中、海外、FC、アパ直参画ホテルを含む)を展開している。
また、2,000万人を突破したアパホテル会員を背景に、全国のネットワークを強固するとともに、くつろぎと洗練さをあわせ持つ「新都市型ホテル」や地方ホテル再生、フランチャイズ等で積極的に事業を拡大しています。
