ホテルのシングルとダブル、ツインの違いとは？
お得で快適な選び方を解説
ホテルのお部屋の種類「シングル」「ダブル」「ツイン」はよく聞く言葉ですね。しかしそれぞれの違いについてはよく知らないという方も多いのではないでしょうか。今回はそれぞれのルームタイプの特徴や違い、お得で快適なお部屋の選び方を解説しますのでぜひお部屋選びの参考にしてみてください。
一部ホテルは、新型コロナウイルス（COVID-19）の軽症患者や海外からの入国・帰国者の一時待機施設として、一棟貸し出しを行っている可能性があります。該当ホテルや一棟貸し出しに関する詳細は以下をご確認ください。
ホテルのルームタイプ「シングル」「ダブル」「ツイン」とは
シングル、ダブル、ツインの違いはそのお部屋に宿泊できる定員の数です。こちらではそれぞれのルームタイプの特徴を詳しく見ていきます。
シングルルームとは
定員が大人一人のお部屋です。寝具としてシングルベッドが1台設置されています。シングルベッドのサイズは幅100㎝程度×長さ200㎝程度で、メーカーにより若干の違いがあります。ビジネスホテルの場合、お部屋の広さはホテル内で最もコンパクトなつくりが多く、一人旅の方や出張者などに重宝されています。
ダブルルームとは
定員が大人1人～2人のお部屋です。寝具としてダブルベッドが1台設置されています。ダブルベッドのサイズは140㎝程度×長さ200㎝程度。こちらもメーカーにより若干の違いがあります。「ダブル」という名称ですが、シングルの二倍のサイズという意味ではありません。ビジネスホテルの場合、部屋の広さはシングルルームよりやや広い程度。ダブルベッドより一回り小さいベッドが設置されたセミダブルルームも存在します。
ツインルームとは
定員が大人2人のお部屋です。寝具としてベッドが2台設置されています。ベッドはシングルベッドが2台、もしくはセミダブルベッドが2台のところが多いです。大人二人が宿泊できるスペースを想定した広さでゆったりしたつくり。ツインルームにベッドをもうひとつ追加設置ができ、3人が宿泊できるエキストラツインというお部屋もあります。
ダブルルームとツインルームの違い
| ルームタイプ | 定員 | 部屋面積 （一般的なビジネスホテル） |
宿泊料金 |
| ダブルルーム | 1～2名 | 15～20平米 | 二人で泊まる場合お得なことが多い |
|---|---|---|---|
| ツインルーム | 2名 | 18～24平米 | ダブルルームより高いことが多い |
ツインとダブルは基本的にはどちらも定員2人で宿泊するお部屋です。大きな違いはベッドの台数です。ツインルームはベッドが2台あるため、部屋の広さは一般的に同じホテル内ではダブルルームよりツインルームの方が広くとってあることが多いです。その分宿泊料金もツインルームの方が高く設定されています。
ダブルルームはこんな人におすすめ
カップルや夫婦、親しい友人など一緒のベッドを使っても抵抗がない間柄での宿泊におすすめ。体格が標準から標準以下であれば窮屈さもあまり感じません。二人が宿泊することを考えると部屋の料金もリーズナブルなのでお得に宿泊したい方にも向いています。
ホテルによっては設置しているダブルベッドがクイーンやキングサイズのものもあります。その場合ダブルであってもかなり広々としたつくりで快適に過ごせるでしょう。
ツインルームはこんな人におすすめ
一人一台のベッドの方が安眠できる方、手足をゆったり伸ばしてくつろぎたい方、就寝や起床時間が同伴者と異なる方などに向いています。それぞれの寝具が独立しているので、知人や職場の人のように関係性が近しくない相手でも一緒に宿泊することができます。お部屋自体もダブルより広いことが多いため、それぞれの旅行荷物が多い方にもおすすめ。
ダブルルームのシングルユースとは
ダブルルームを1人で使うことを指します。体格のよい方、ひとりでも広々とくつろぎたい方におすすめの使い方です。宿泊プランの１つに入れているホテルが多いですが、プランに見当たらなければ予約時に問い合わせてみましょう。客室料金は料金の単位が「1室」か「1人」かによって異なるので注意してください。単位が「1室」だと1人で二人分の宿泊費を使う形になります。
ツインルームのシングルユースとは
ツインルームを1人で使うことを意味しています。直前まで1人宿泊か2人宿泊か確定しないときに選ぶと便利です。ホテルによっては宿泊プランにあるので、チェックしてみましょう。ツインルームをシングルユースでまずおさえておき、2人宿泊することになった場合はホテルにすぐ連絡します。料金単位が「1人」の場合2人に増えると料金も2分の宿泊料に変更されます。また、ツインルームをシングルユースで予約する時点で通常のツインルーム予約より宿泊料が割高に設定されているのが一般的です。
アパホテルのルームタイプは多種多様！
さまざまなニーズにお応えします
アパホテル では通常の「シングル」「ダブル」「ツイン」の他にもさまざまなお部屋や宿泊プランをご用意しています。
例えば同じツインルームでもリーズナブルに宿泊ができる「カジュアルツインルーム」、客室内フルフラット設計の「バリアフリーツインルーム」、ゆったりとした広さで快適な「スーベリアツインルーム」など、さまざまなツインルームをお選びいただけます。
-
なかでも「S-Sコネクトツインルーム」は新しい形のコネクティング型ツインルームとして使い勝手抜群。
「シングル×シングルのコネクト」で、1,400mm幅の広々としたセミダブルベッドと50型以上の大型液晶テレビ、浴室設備まで全て2部屋分を贅沢にご利用いただけます。友だちや家族で宿泊しながら、それぞれのテレビで見放題の映画（VOD無料）を観たり、枕元のHDMIでPC画面やゲームを楽しんだりできます。バス・トイレを個別に自由に使えるのも大きいですね。
気の置けない友人、知人とくつろいだ時間を楽しみつつ、それぞれのプライバシーも確保できてストレスフリーな宿泊が可能です。 -
他にも3人が宿泊可能な「トリプルルーム」のご用意があるアパホテルもございます。（※）
観光、出張、団体旅行、リモートワークなどさまざまなニーズにあわせてお部屋を選べるのが嬉しいですね。ご希望の行き先やシーンに合わせた快適なルームタイプをお探しください。
（※）ホテルによってご用意可能な部屋タイプが異なります。詳しくはHP内の各ホテル「客室」紹介をご覧ください。
アパホテルのオリジナルベッド「クラウドフィット」
-
Cloudfit Gran/SPのベッド下収納
-
「クラウドフィット」は米トップブランドのシーリー社と共同開発したアパホテルオリジナルベッドです。整形外科医が監修し米国特許を取得した「ポスチャーテックコイル」で、体型や体重差に関わらず常に理想の寝姿勢をサポートします。
「クラウドフィット」のベッドの下に、スーツケース等のお手回り品を収納できるスペースがある「クラウドフィットSP」も便利。お部屋を広く使うことができます。
「クラウドフィット」をさらに進化させ、快眠性を維持・向上しながらも、ベッド下収納スペースの確保、軽量化によって機能面をさらに向上させた「クラウドフィットグラン」もおすすめです。通常の「クラウドフィット」よりやや硬めの作りで、ホテルのベッドは柔らかすぎて眠りにくいと感じている方にぴったりです。
クラウドフィットは全室導入しているホテルと一部客室に導入しているホテルがありますので、予約時にご確認ください。「クラウドフィットSP」、「クラウドフィットグラン」は一部ホテルにて導入しておりますのでご希望の場合はホテルにお問い合わせください。
アパホテルオリジナルまくら「PRIDE FIT」と「ADJUST FIT」
アパホテルでは素材感の異なる2種類のまくら「PRIDE FIT」「ADJUST FIT」のどちらかをお選びいただけます。（2022年9月7日(水)開業・アパホテル〈浅草 蔵前駅前〉より順次導入）
お客様に、よりフィットする枕で旅先でもぐっすり安眠いただくためご用意いたしました。ご宿泊の際はぜひお試しください。
-
オリジナル3Dメッシュまくら「PRIDE FIT」
絶妙な高さと厚みで睡眠時の心地よさを追求。
快適な首元サポート機能、左右をリフトアップした横寝対応、抜群の通気性が特徴です。 
-
オリジナル4WAYまくら「ADJUST FIT」
高低や硬軟が自由に選べるためどんな方にもフィット。
表面を高級感ある羽毛（一部ダウン使用）に、裏面はパイプを採用したメッシュ構造に仕上げました。 
ルームタイプは上手に使い分けて気持ちのよいホテルステイを楽しもう
シングル、ダブル、ツインのルームタイプの違いをそれぞれ解説しました。シーンによって使い分ければお得に、快適に泊まれます。ただしシングルルームに2人、ダブルルームに3人などルーム定員以上の宿泊人数で泊まるのは宿泊約款に違反するのでNG（未就学のお子様が大人のお客様と添い寝する場合を除く）。宿泊人数として予約した以上の人数を部屋に入れてはいけません。最悪の場合出入り禁止になる恐れもあります。しっかりマナーやルールを守ってホテルでの滞在を楽しみましょう。
この記事の監修
アパホテル株式会社
◯事業内容
アパホテルネットワークとして全国に700ホテル以上(建築・設計中、海外、FC、アパ直参画ホテルを含む)を展開している。
また、2,000万人を突破したアパホテル会員を背景に、全国のネットワークを強固するとともに、くつろぎと洗練さをあわせ持つ「新都市型ホテル」や地方ホテル再生、フランチャイズ等で積極的に事業を拡大しています。
その他特集記事一覧
アパホテルでは、さまざまな角度から新型コロナウイルス（COVID-19）対策に取り組んでいます。ご旅行やご宿泊の際は、新しい旅のエチケットもぜひご一読ください。
また、一部ホテルは、新型コロナウイルス（COVID-19）の軽症患者や海外からの入国・帰国者の一時待機施設として、一棟貸し出しを行っている可能性があります。該当ホテルや一棟貸し出しに関する詳細は以下をご確認ください。