ホテル連泊の利用方法を解説!掃除の時はどうする?
荷物や鍵は?お得な予約方法もご紹介
旅行や出張などではホテルに2泊3泊、さらにはそれ以上連泊する機会もありますよね。連泊の場合、1泊する時とは違うマナーや注意点も出てきます。ここではホテル連泊の利用方法を詳しく解説します。お得な予約方法もご紹介していきますのでぜひ参考にしてくださいね。
一部ホテルは、新型コロナウイルス(COVID-19)の軽症患者や海外からの入国・帰国者の一時待機施設として、一棟貸し出しを行っている可能性があります。該当ホテルや一棟貸し出しに関する詳細は以下をご確認ください。
ホテル連泊するとき掃除中もずっと部屋にいていい?
各部屋の掃除は、一般的にチェックアウト時間以降の午前中に行います。スタッフが清掃している間もずっと部屋にいてもいいのか気になりますが、連泊している宿泊者の権利なので問題ありません。
ただし掃除の妨げにならないように配慮するのがマナーです。
部屋でくつろぎたい、仕事をしたいなどの理由で掃除を断ることもできます。ホテルによっては「Do not disturb」などのステッカーをドアノブにかけておくと掃除をパスしたいという意思表示になります。清掃の規定があるホテルもあるので何日間掃除を断ることができるのかはフロントに確認しておきましょう。
掃除を断りたい場合でも、長期の連泊の場合は衛生のために2、3日に一度掃除してもらうのがおすすめです。掃除は不要でもバスタオルなどを交換したい、ゴミだけ回収して欲しいなどの要望があればこちらもあらかじめフロントに依頼しておきましょう。
掃除の時間は指定できる?
ホテルによってできるところとそうでないところがあります。例えば「11時~11時半の間に掃除してほしい」など細かい指定は少し難しいかもしれません。一般的な掃除の時間に入る午前中の範囲なら対応できるホテルもあるので、フロントに確認してみましょう。
ホテルで連泊するときの荷物はどこに置いておく?
基本的には部屋に置いたままで問題ありません。掃除の邪魔にならないよう、一カ所にまとめておくとよいでしょう。スーツケースは閉じてコンパクトにしておきます。クローゼットの衣類やタオル等はそのままでOKです。文房具や小物など失くしそうなものはテーブルに広げたままにせず、カバンや引き出しへ。PCや仕事関係の書類なども必ず片付けて、目の触れない場所へ置いておきましょう。貴重品はセーフティーボックスかフロントへ預けておきます。
トラブル防止の観点から、清掃係はお客様の所有物に極力触らないように清掃します。私物をあまりに広げてしまっているとその箇所は掃除が入らない場合もあるので気をつけてください。
ゴミとして回収してほしいものがある場合はゴミ箱に入れるか直接伝えましょう。
ホテルで連泊するとき鍵はどうする?
基本は一泊で外出するときと同じです。カードタイプの鍵は預けることはあまりありませんが、鍵穴に差して回すタイプの鍵は預けるように指定されていることが多いです。回すタイプの鍵にはたいてい部屋番号やホテル名が刻印されており、カードキーよりも紛失した場合の対応が大変です。フロントで「外出の際は鍵を預けて下さい」と言われたら預けましょう。その場合はカウンターに置きっぱなしなどにせず、必ず手渡しで。
QRコードやバーコードタイプの紙の鍵は預かってもらえないため、自分でしっかり管理しましょう。
ホテルで連泊するときのチェックイン・チェックアウト方法
連泊するときも一泊の際のチェックイン、チェックアウト方法とタイミングは変わりません。宿泊日の初日にチェックイン、ホテルを出発する日にチェックアウトします。ただしホテルによって清算方法が変わることがあります。一泊時だと前払い、連泊だと後払いなどのケースもあるでしょう。
連泊すると当然宿泊料金は連泊日に応じて高額になります。チェックイン時は宿泊期間の日付をフロントと相互確認しておきましょう。チェックアウト時は領収書明細を確認しておくとトラブル防止に繋がります。
ホテルに連泊するときのマナー
長期間滞在することになる連泊のホテル。宿泊客としてスマートに行動したいものですね。ここではホテルに連泊するときに知っておきたいマナーを3つ解説します。
- ゴミは簡単にまとめておく
- 備品を破損したらすぐ伝える
- タオルやリネン等は絶対持ち帰らない
ゴミは簡単にまとめておく
連泊中はゴミがどんどん増えます。基本的にゴミ箱に入っていないものはどんなものでも私物と見なされ片づけてもらえません。明らかにゴミと分かるよう袋などにまとめてゴミ箱に入れる、もしくはわかりやすい場所においておくとよいでしょう。部屋も綺麗になり、清掃係にとっても助かります。
フロントや清掃係に「これはゴミなので処分して欲しい」と直接伝えておくのもよいでしょう。
備品を破損した場合はすぐ伝える
万が一連泊中に備品を破損した場合は、速やかにフロントへ連絡しましょう。すぐ対処すれば修理や交換ができたりするものもありますが、放置しておくと処置が難しくなりホテル側に迷惑がかかります。もちろんチェックアウト時に黙って出ていくのもNG。弁償になるかならないかの対応はホテルによって異なりますが、正直に報告することが大切です。
タオルやリネン等は絶対持ち帰らない
連泊に限らずやってはいけないことです。連泊で同じものを使っていると、私物と混ざってしまうこともあるので注意しましょう。故意ではなくても窃盗罪にあたってしまうので、最後の荷造りの際にはきちんと確認することが大切。使い切りのアメニティなどは持ち帰り可のものもありますが、備え付けのボトルシャンプーなどは持ち帰り不可です。
ホテルに連泊するときの注意点
ホテルに連泊すると滞在中はいつでも部屋が使える、荷物は置いたままでOKなどのメリットがたくさん。しかし連泊するときならではの注意点が出てきます。こちらでは3つのポイントを詳しく解説します。
- ネット接続の環境を確認しておく
- アメニティやリネン交換の条件を確認しておく
- 冷蔵庫の飲み物等は有料か無料か確認しておく
ネット接続の環境を確認しておく
ネットが無料でつながる環境は今やどんな方にも必要ですね。Wi-Fiにつなげずに連泊するとプランによっては、携帯料金が高額になる可能性も出てきます。ビジネス目的で滞在する場合はつながるだけでなく高速であるかなども重要。ホテルのWi-Fiや有線LANの環境、接続方法などを事前に確認しておきましょう。環境に関してはHP、接続方法などはフロントや部屋の掲示で案内されています。
アパホテルは全客室にWi-Fi接続サービス(無料)を導入。無線LAN対応PCやスマートフォン、タブレットもお部屋で快適につながります。セキュリティに優れた有線LAN接続も可能。LANケーブルはフロントにてお貸出ししております。
※有線LAN接続とWi-Fi接続の同時利用も可能です。
アメニティやリネン交換の条件を確認しておく
環境に配慮した取り組みの一環として、連泊プランの中にはアメニティやリネン交換を制限しているものもあります。希望者のみ交換しているホテルもあるので確認しておきましょう。
毎日変えてもらいたいという方は、予約前に条件をよく確認することが大切です。
冷蔵庫の飲み物等は有料か無料か確認しておく
冷蔵庫のミニバーは水以外有料のことが多く、チェックアウトの精算時に請求されます。無料と思いこみ使用している、請求額が高額になる場合もあるので要注意。部屋のテーブルなどにメニュー表が置いていることが多いので、必ず確認してから使用しましょう。
もちろんフロントに確認もできます。
ホテル連泊にあると便利なもの
ホテルの連泊中は自宅にいるようにくつろいで過ごしたいという方も多いでしょう。そんなときにあると便利なものをご紹介します。
- 使い慣れた歯ブラシやシャンプー
- 体温が調節しやすいルームウェア
- リラックスグッズ
使い慣れた歯ブラシやシャンプー
アメニティとしてホテルに用意されているところがほとんどですが、自分の使い慣れたものがあるとより快適に過ごせるでしょう。
枕も使い慣れたものが一番ですが、最近は枕の種類を複数用意しているホテルも増えてきています。枕が変わると眠れないという方も、自分に合ったものを選ぶことによって良質な睡眠を体験できます。
【アパホテルでは「プライドフィット」「アジャストフィット」2種類の枕を用意!〉
アパホテルではまくらを2種類からお選びいただけます。
(2022年9月7日(水)開業・アパホテル〈浅草 蔵前駅前〉より順次導入)
「プライドフィット」は絶妙な高さと厚みで睡眠時の心地よさを追求。快適な首元サポート機能、左右をリフトアップした横寝対応の機能、抜群の通気性が特徴です。
「アジャストフィット」は高低や硬さがどんな方にもなじみやすいように調整されています。表面を高級感ある羽毛(一部ダウン使用)に、裏面はパイプを採用したメッシュ構造で熱のこもりやすい頭部も快適です。
ご宿泊の際はぜひお試しください。
体温が調節しやすいルームウェア
ホテル内の空調は季節によって体に合わないという方もいるでしょう。一泊なら平気でも連泊だと気になり始めることもあります。そんなときには着脱しやすいルームウェアがあると便利。体温が調節しやすいので、快適に過ごせます。毛布など寝具の追加はホテルで貸し出していることが多いので問い合わせてみましょう。
リラックスグッズ
普段と違う寝室の環境が続くため、人によっては疲れがでるかもしれません。そんなときにはお気に入りのリラックスグッズを1つ持っていくのがおすすめ。目の周りが温まるアイマスクやお気に入りのアロマなどで癒されましょう。加湿器やアロマグッズなどを貸し出しているホテルもあるので、ぜひ活用してみてください。
ホテルにお得に連泊する方法
通常、ホテルに連泊する方法は次の3つです。
- 予約時に連泊プランを選ぶ
- 予約時に連泊の日付を選ぶ
- フロントで連泊できるか確認する
この3つのうち、最もお得な方法はホテルの連泊プランを選んで宿泊することです。純粋に一泊分の宿泊費×宿泊日数よりやや低価格の価格で販売されているプランが少なくありません。
エコ連泊プランなど、リネン交換や清掃サービスがない代わりに宿泊費がぐっとお得になるプランもあります。
その他、朝食サービスや駐車場無料、連泊割引などお得な特典がついていることがあるので、自分好みのプランをチェックしてみましょう。
連泊プランがなければ連泊の日付を選んで予約する方法を選びます。
宿泊中に予定が変更になり、連泊を希望するとき(延泊)は、まずフロントに確認してみましょう。部屋の空き状況によっては可能なこともあります。
滞在のニーズに合わせて、よりお得なホテルステイをお楽しみください。
アパホテルの連泊プラン
アパホテルでは同一ホテルで30日間長期連泊する方に、お得な料金で泊まれる連泊プランをご用意しております。連泊プランでもアパポイントがたまり、 現金還元や「アパ直」予約時の宿泊料金への充当(100pt単位・上限1,000pt)、アパホテルオリジナル商品と交換ができます。
大浴場、温泉があるホテルも利用可能なため、リモートワークや長期旅行での疲れを癒せるのも魅力的。連泊中のリネン交換および客室清掃は、衛生面の観点から3泊毎に実施しています。そのほかの日は、客室ドア前にバスタオル・タオル・浴衣を設置させていただきます。通常清掃(1室1回あたり1,000円)をご希望の場合は、当日午前11時までにフロントへお申し付けください。
ホテル連泊はマナーを守りくつろいだ時間をすごそう
ホテル連泊は家にいるときとは違う非日常を長く味わう楽しみがあります。連泊の注意点やマナーを守り、リラックスしてくつろいだ時間を過ごしましょう。ホテルではお客様が快適に宿泊できるさまざまなサービスや施設が提供されているので、連泊中は特にそれらを活用して素敵なステイを満喫するのがおすすめです。
この記事の監修
アパホテル株式会社
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また、一部ホテルは、新型コロナウイルス(COVID-19)の軽症患者や海外からの入国・帰国者の一時待機施設として、一棟貸し出しを行っている可能性があります。該当ホテルや一棟貸し出しに関する詳細は以下をご確認ください。